春の日焼け止めの選び方は?SPF・PAの目安と塗り方のコツ
皮膚科学会の推奨は、季節を問わず日常使いでSPF30以上・広域スペクトル(PA+++以上)、長時間の屋外活動ではSPF50以上です。春だから低くてよいということはありません。SPF値よりも「十分な量を塗り、2時間ごとに塗り直す」ことが重要です。
詳しい解説
ガイドラインに基づく日焼け止めの選び方
米国皮膚科学会(AAD)やJAADに掲載された専門家コンセンサス(Rigel et al., 2022)では、日焼け止めの推奨は**季節ではなく活動内容と紫外線の強さ(UVインデックス)**で判断するとされています。
SPFの基本ルール
- 日常生活(通勤・買い物など): SPF30以上・広域スペクトル(UVA+UVB)
- 長時間の屋外活動(スポーツ・レジャー): SPF50以上 + 2時間ごとの塗り直し
- 季節による使い分けではなく、活動内容で選ぶのがエビデンスに基づく正しいアプローチ
※「春はSPF低めでOK」「月ごとにSPFを上げる」といった段階的推奨は、学術文献やガイドラインには存在しません。
正しい塗り方のポイント(Li et al., 2019)
- 量が重要: 顔全体で約1g(500円玉大)が目安。研究によると、多くの人が必要量の25〜50%しか塗っていません
- 2時間ごとの塗り直し: SPF値に関係なく、汗・摩擦で落ちるため定期的な塗り直しが必要
- 塗り忘れやすい部位: 耳、首の後ろ、手の甲
春特有の注意点
- 冬の乾燥から回復途中の肌には、保湿成分(セラミド、ヒアルロン酸)配合の日焼け止めが適しています
- 敏感肌の方は紫外線散乱剤(酸化チタン、酸化亜鉛)ベースを選びましょう

