ビューティ成分図鑑

レチノールと他のスキンケア成分を組み合わせて使えますか?

レチノールは多くの成分と併用可能ですが、AHA・BHA・高濃度ビタミンCなど刺激の強い成分との同時使用は注意が必要です。ヒアルロン酸、セラミド、ナイアシンアミドなどの保湿・鎮静成分とは相性が良く、併用が推奨されます。

詳しい解説

相性の良い成分

レチノールと組み合わせることで、効果を高めたり、副作用を軽減できる成分があります。

  • ヒアルロン酸: 保湿力を高め、レチノールによる乾燥を防ぎます。レチノール使用前に塗布すると「バッファリング」としても機能します
  • セラミド: バリア機能を強化し、レチノイド反応による刺激から肌を守ります
  • ナイアシンアミド: 抗炎症効果があり、レチノールの副作用(赤み・刺激)を軽減する効果が報告されています。同時使用も問題ありません
  • ペプチド: コラーゲン産生をさらに促進し、エイジングケア効果を相乗的に高めます
  • SPF(日焼け止め): レチノール使用中は紫外線感受性が高まるため、朝の日焼け止めは必須の組み合わせです

注意が必要な組み合わせ

同時使用を避けるか、朝・夜で使い分けることが推奨される成分です。

  • AHA(グリコール酸・乳酸): いずれも角質に作用する成分のため、同時使用は過度な角質除去による刺激・炎症のリスクがあります。使う場合は朝AHA、夜レチノールと分けましょう
  • BHA(サリチル酸): AHAと同様の理由で、同時使用は刺激が強くなる可能性があります
  • 高濃度ビタミンC(特にアスコルビン酸): 低pH環境で効果を発揮するビタミンCと、中性〜弱酸性で作用するレチノールは、同時使用で互いの効果を減弱させる可能性があります。朝ビタミンC、夜レチノールの使い分けが理想的です
  • ベンゾイルペルオキシド: レチノールを酸化・分解する作用があるため、同時塗布は避けましょう

安全な使い分けの基本

  • 朝: 抗酸化成分(ビタミンC)+ 保湿 + 日焼け止め
  • 夜: レチノール + 保湿(セラミド・ヒアルロン酸)
  • レチノールに慣れるまでは、他の活性成分を控えめにし、シンプルなルーティンを心がけましょう

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